借金をしたら民事再生

民事再生についてご存知ない方の方が多いのではないでしょうか。ニュースで耳にする機会があっても、仰々しい法律用語で自分には関係ない言葉だなんて思ったかもしれません。しかし、会社員、会社役員、個人事業主、年金受給者、フリーターほか定期収入のある方であれば、将来利用するかもしれません。さらに、住宅ローンを抱えている方々であれば、利用する可能性が上がります。できれば、利用したくないものですが。住宅ローン以外にも借金があって、その借金が返せなかったら今住んでいる家は必ず手放さなければならない……それを阻止するための民事再生なのです。

民事再生は債務整理手続の一つです。債務整理手続には4つの種類があります。任意整理、特定調停、自己破産、そして、民事再生です。民事再生は、裁判所が関与する点で任意整理とは違います。民事再生は、すべての債権者に影響を与える点で任意整理・特定調停と区別されます。そして、民事再生は、財産を清算する必要のない点で自己破産と異なります。

ところで、ニュースで取り扱うこともある民事再生とは、会社を対象とした民事再生となります。会社を対象とした民事再生を個人に適用することもできます。しかし、会社を対象としたものだと個人に使用するには想定する規模が大きすぎて費用やコストがかかりすぎます。そこで、個人を対象とした個人再生というものが誕生しました。平成12年のことですからつい最近です。ここで紹介する民事再生とは、個人再生のことです。個人再生においては、減縮された借金が完済できるよう再生計画を作り、それを認可するという手順をとります。

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